杵振り祭り

白次郎

2013年04月19日 16:23

久しぶりのブログUPとなりました
去る4月17日(日)は実家がある中津川市蛭川の“杵ふり祭り”が催され、
ワタシも家族と共に見学に

前回見に行ったのが思い出せないほど久しぶり

この“杵振り祭り”は岐阜県の県重要無形民俗文化財に登録されています。
その歴史は今から400年~600年も前からと伝えられ
物心ついた頃から見に行っていた故郷のお祭りです。



先頭は稚子、鬼、天狗、おかめ、ひょっとこ・・・・



赤鬼と青鬼が持っている柄杓で頭をコッツンされると縁起が良いと言われてますが
幼い頃は余りにも恐ろしくて逃げ回っていました。
お面と解っていても今でも怖い(笑)

稚子、鬼、天狗、おかめ、ひょっとこ、の後に続くのは・・・



たくさんの若者がカラフルな笠を被り杵を回しながら
安弘見神社まで約2キロの道のりを踊りながら練り歩きます。



衣装も踊りも昔からこのまんま!
ずっとこうだったから不思議と思わなかったけど・・・
思いっきりカラフルな衣装と笠ですよね(笑)

ワタシの兄の結婚式にもこの“杵ふり踊り”が披露されました。
沖縄でも披露宴でエイサーを踊ったりしますよね
エイサーは念仏踊りですが“杵ふり踊り”は五穀豊穣を願った春祭りです。



そして・・・
お囃子、蠅追い、大獅子と続くのですが・・・



この大獅子がタイヘン
暴れる暴れる・・なかなか進まない

沖縄で生まれた人がエイサーの音を聞いてDNAが騒ぐように
“杵ふり踊り”の笛の音と太鼓の音、掛け声で幼い頃を思い出すのです。

故郷があるって素敵です

そして、最後にはもうひとつのクライマックス!!



神社までの石段を一気に駆け上がる神馬と花馬の登場



駆け上がる前に馬の背に乗っている花を見物人が取り合い
これを楽しみに毎年来ている人もたくさん見えるほどです

で・・・このクライマックス!
“神馬と花馬の石段駆け上がり”を撮ろうと準備万端待っていたのですが



シャッタースピード!?
気が付いた頃には馬は駆け上がってました

まだまだ未熟カメラマン・・・失敗は成功の元

翌日から新しい仕事の研修が始まり早起きして名古屋まで通勤
倒れそうな緊張感を味わい久しぶりに体ではなく、頭が疲れ切りました(笑)
ぐったりして毎晩20:00に寝ちゃいました・・・。

沖縄から引っ越しして2か月が過ぎました。
新しい街にも慣れ、暖かくなり家族、友人と遊びに行ったり
元気にやってますよ~


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